ライト.a精神科学研究所のメールマガジン152号2022.11月メルマガ「自分を活かす言葉」発行のお知らせ

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2022年11月のメールマガジン152号のテーマは「自分を活かす言葉」です

 

 

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人は自分の中に何らかの言語・文章を持っています。

 

プラスの言語であれば最高、幸せです。

 

…親や周りの人が良い言葉、綺麗な言葉、肯定的言葉を使ったか。

 

これが大きく影響します。

 

 

…家庭に争いが絶えないと、罵声や物が飛び交い、家庭は戦場になります。

 

…赤ちゃんの頃から夜泣きをしたり、機嫌が悪かったり、情緒が不安定になります。

 

反対に、安心と安全の中で健やかに育った子どもは、心や情緒が安定します。

 

 

…あるクライアントは、幼い頃から家庭の争いを見聞きし、

 

…親に自分の苦痛を訴える言葉も持たず、ただ耐えるしかなく、

 

幼い頃から“死にたい”と思っていました。

 

…自分が死ねば少しは気づくのではないかと考えたのです。

 

それでも高校生になる頃には、親への見せしめのために死ぬことは

 

馬鹿げたことだと思うようになりました。

 

そして、親に頼らず自分にも何かできるのではないかと考えるようになりました。

 

 

…今日まで生き延びた人の中には、

 

こういったプラスの言語・文章があったはずです。

 

…“自分にも何かできるのではないか”ということは、

 

それまで自分にできることがなかったということです。

 

 

…主体がその言葉を自分の中に持つのは、自分に欠けた言葉です。

 

ラカンのいう、欠如が欲望を作ります。

 

 

…人は言葉に導かれて生きます。

 

もしそれが、マイナスの言葉であったなら、自分で書き換えれば良いのです。

 

…自分中にどのような言葉言語があるか、振り返ってみる。

 

 

…一番身近にいて、しかし一番知らないのは自分自身ではないかと思います。

 

自分を知って、自分でも知らない自分の良いところを発見し活かすことが

 

精神分析の目的の一つです。

 

(症例はクライアントの承諾を得て記載しています。)

 

    

        ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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ライト.a精神科学研究所のメールマガジン151号2022.10月メルマガ「今を生きて、なりたい自分になる」発行のお知らせ

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2022年10月のメールマガジン151号のテーマは「今を生きて、なりたい自分になる」です

 

 

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不安の塊で、心配性の人。

 

不安な心は“今ここ”にありません。

 

…この人は、過去のマイナスの記憶を今も引きずり、未来はその延長になる。

 

…自分が想像で作った、膨れ上がった不安のイマージュを見ているからです。

 

当然、仕事や日常においてミスや不具合が起こります。

 

 

…よくよく考えれば、今は不幸ではなく楽しく暮らせている。

 

…それに気づかず、自分は相変わらず不幸だと思っていることはないでしょうか。

 

過去に固着し過去のマイナスのイマージュを持ち続けていると、

 

今の幸せに気づかず、不平不満しか出て来ない構造があります。

 

 

…不安で不幸が訪れると決めてしまった未来が、過去になってしまっています。

 

なぜなら、決まってしまっていることは、過去のことだからです。

 

未来が決まっている(不安:良くないことが起きる)=過去ということです。

 

 

…今で時間を区切らなければ、過去も、今も、未来も、ずっと変わりません。

 

本来なら今の積み重ねが、未来になっていきます。

 

ですから、過去はもう無いものとして捨てることです。

 

しかし、人は確実なこと、確定したことに安心し、安全を感じます。

 

確実で確定したこととは、過去です。

 

 

…未来は自分次第でいかようにも描けます。

 

なりたい自分、理想の自分を掲げてそれに同一化していきます。

 

…同一化した途端、また新たな理想の自分(自我理想)という目標ができ、

 

この限りない旅が人間本来の姿だと知りました。

 

 

…あるクライアントは不安をずっと抱えてきました。

 

…まともに世話せず、支配し続けられ、人格を蹂躙され、親を憎みました。

 

…この憎しみを突き抜けると今度は親がかわいそうになりました。

 

親は最後まで自分自身を知ろうともせず、自分達の間違いにも気づかなかった。

 

当然修正することもないまま、その生涯を終えた。

 

…このクライアント中にあったのは“絶望”の文字でしたが、

 

“希望”の文字へ書き換えました。

 

これで変容・成長していけます。

 

 

人は変われる、変わろうとする意思を持てば。

 

それを精神分析は教えてくれます。

 

(症例はクライアントの承諾を得て記載しています。)

 

    

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ライト.a精神科学研究所のメールマガジン150号2022.9月メルマガ「共感・分かち合いと虐待」発行のお知らせ

 

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2022年9月のメールマガジン150号のテーマは2022.9月メルマガ「共感・分かち合いと虐待」です

 

 

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…虐待には、身体に向けられる力による暴力、

 

言葉による(心理的)暴力、ネグレクトなどがあります。

 

…虐待を受けた側は、苦痛・恐怖・怒りに満ち、感覚が鈍麻し麻痺していきます。

 

…痛みを感じても、「痛くない」と心の中で言えば、痛くなくなる

 

と言ったクライアントがいました。

 

…加藤元死刑囚も、母の虐・暴力を受けて感情を失いました。

 

 

…人間は“分かち合う”ということが大事です。

 

…最初は、自分一人が喜び楽しいと感じたものを、自分以外の他者である母が、

 

同じように感じてくれるのですから、二人分となり二倍になります。

 

悲しみ・苦しみは、話すことでその半分を他者(母)が受け取り、

 

持っていってくれるので、半分になります。

 

 

…“分かち合い”がないと一方的になり、虐待のように弱い立場の者(子ども)は

 

攻撃・暴力を受けるだけになります。

 

共感性がないため、感情がない人間になります。

 

親に共感性があれば、暴力を受けた子どもの痛み・苦しみが分かるはずです。

 

…共感性がないと相手の痛みがわかりません。

 

ラカンのいう、自分と相手の主体を入れ替えて、

 

相手の立場に立って感じ・考えることが思いやりです。

 

 

…親自身がその親との関係で共感されないと、共感の学習が出来ず、

 

代々共感性の欠如が受け継がれていきます。

 

…下の代に伝わるなら、プラスを子孫に伝えたいものです。

 

 

自分が親から受け継いだものはマイナスが多いと意識・無意識で知った人は、

 

子どもを産まないことを選択します。

 

…自分のような犠牲者を作らない、マイナスを伝えられる苦痛を

 

我が子に伝えたくないとの想いではないかと思います。

 

 

…人間として本来あるべきものが備わって居ないと感じることが多々あります。

 

…あまりにも無知であるために、悲劇や事件が起こります。

 

その前段階で、生きづらい、楽しくない、イライラする、苦しい・・・など

 

と感じている人は多いのではないかと思います。

 

生物学的に人間として生まれても、本当の意味で人間になるのは大変なことと知りました。

 

…自分を知って無いものは何かを知って、それを得てく。

 

自分に何が欠けて無いのかを知らなければ、欠損欠如を埋めようもありません。

 

その方法をフロイトラカンが残し、教えてくれます。

 

そのための精神分析をと精神分析理論講座があります。

    

        ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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ライト.a精神科学研究所のメールマガジン149号「誰がプーチンを止めるのか」発行のお知らせ

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2022年8月のメールマガジン149号のテーマは「誰がプーチンを止めるのか - 秋葉原事件加藤智大を振り返って-

」です

 

 

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7月26日、秋葉原無差別殺傷事件で、死刑が宣告されていた加藤智大死刑囚の刑が執行されました。

 

…彼は母親の厳しすぎる教育を裁判でも繰り返し語ったと本にあります。

 

母が千切りキャベツをお皿に分けていたものを、彼はいたずらのつもりで

 

一つのお皿にまとめてしまったのを、母は激怒し2階に連れていき窓から落とそうとした。

 

母は「落とすマネをした」と言ったが、彼は「抵抗しなければ落ちていたと思う」と言う。

 

…このとき彼が感じたのは死の恐怖だったのではないか。

 

このこと一つをとっても、彼の心に大きな傷を残したと思います。

 

…自分を守り、世話をし、健康に子どもらしく甘えさせてくれるはずの

 

母親から殺されると感じた恐怖です。

 

彼は度々家から閉め出されることもあった。

 

雪の積もる日に薄着のまま。

 

 

…極端で理不尽な母の叱責に黙って従った。

 

両親は子どもを叱ったり怒ったりするとき、その理由を説明しなかった。

 

ただうまくできないときは罰を与えられ、くちごたえしたり、

 

説明を求めたり抵抗すればするほどその罰は厳しくなった。

 

…不満や不快感、釈然としない思い、それらが怒りとなり、

 

繰り返されるごとに怒りは増していきます。

 

もし説明されて納得がいけば、子どもは反省できます。

 

ああ、それで怒られたのかとなり、親は自分のことを想って怒ってくれたとも思います。

 

 

…ところが親に言葉がない。説明できる言語能力がないのです。

 

この親はいきなりキレ、怒り、怒鳴り、手が出ます。

 

そして彼も親と同じように、自分の怒りや苛立ちの理由を言葉で伝える事ができず、

 

態度でわからせるという方法しか取れなくなります。

 

…親の彼への叱責と罰は更に続きエスカレートしていきます。

 

こうして人間扱いされない子どもは、人間でないものになっていきます。

 

人間でないものは、他人を人間とも思えず、傷つけても殺しても罪の意識、

 

後悔の念は持てないのでしょう。

 

 

…こうしてみてくると、彼とプーチンはどう違うかのか。

 

…一般市民を無差別に攻撃するロシアのウクライナ侵略戦争

 

誰が止めるのか。

 

私達一人一人の中にある怒り攻撃性に気づくことから。

 

自分の気に入らないもの、意見・考えの違うもの、

 

自分の言うことをきかないものは居ない方がいい、攻撃し

 

殺してしまえという心を作ってしまっていないか。

 

自分と違う存在を認め、そういう考え方もある、でも自分はそれに与しない。

 

だからといって攻撃するのではなく、折り合いをつけて互いに譲り合い

 

妥協しながら、共に生きていこうという心は小社会である家庭から作られます。

 

 

フロイトのいうエロスとタナトス

 

我々に元々ある破壊し攻撃するタナトスを抑えるエロス(愛)をいかに持つか。

 

それは、母の胎内から大事にされ思いやりをかけられ、

 

誕生後適切に世話されることからです。

 

家庭、両親のあり方・役割は非常に大事です。

 

 

最後になりましたが、秋葉原事件で亡くなられた方々のご冥福と

 

負傷された方々の心身の傷が癒えますようにお祈り致します。 

 

    

        ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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ライト.a精神科学研究所のメールマガジン148号発行のお知らせ

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2022年7月のメールマガジン147号のテーマは「子どもの感覚を尊重する」です。

 

 

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子どもの感覚を尊重すること。

 

痛い、痒い、寒い、暑い、お腹が減った、お腹が一杯になった…

 

様々な子どもの感覚を否定しないことです。

 

子どもが転んで「痛い」と言う。

 

お母さんが「痛いね」と言うと、子どもの痛いと感じたことは肯定・承認され、

 

正しく感覚器官が機能していきます。

 

しかし、子どもが「痛い」と言ったのに、お母さんが「痛くない」と言うと、

 

子どもは自分が痛いと感じたことと、お母さんの「痛くない」の言葉が一致しないため、

 

どちらが正しいのか分からなくなります。

 

これが積み重なると、多少の傷みは感じなくなり、

 

更に痛みを正しく感じられなくなり、けがや病気に気づくのが遅れて悪化し、

 

手遅れになる可能性もあります。

 

子どもが「お腹が空いた」と言うと、「今食べたでしょ」と言われます。

 

…「お腹が空いたのね、何が食べたいの」と聞くことです。

 

「今食べたでしょ」という言葉は、

 

「今食べたのだから、お腹がすくはずはないでしょう」ということであり、

 

子どものお腹が空いたという感覚を否定していることになります。

 

 

…自分の内部知覚を正しく受信し感じることさえ、他者(親)の反応によって

 

歪められてしまうことを養育者は知っておくことです。

 

…自分の考えや価値観を押し付けます。

 

自分とは別個体である子どもの感覚を尊重しなければ、親に都合のいい

 

親の言いなりになる操り人形です。

 

 

…子どもが「今日は暑いから、薄着でいい」と言ったら、その通り受け入れます。

 

「いや、寒いから一枚多く来ていきなさい」…言われ続けたクライアントは

 

自分で暑い寒いがわからなくなり、

 

「周りの人が着ている服装をみて判断した」と言いました。

 

 

…子どもが言った言葉に反応しないと、その子どもは透明人間になってしまいます。

 

自分の言葉が相手に届いて反射・反応した言葉なり態度が、自分の存在を明らかにします。

 

…温かく見守る眼差しと、その優しさと愛のもとにかけられる声。

 

それ以外の眼差しは監視の目であり、命令指示や否定・非難のなど不適切な声になります。

 

子どもの心が健全に成長するか、病むかの分かれ道です。

 

 

…日本の婚姻・出生率の低下は、愛する能力の低下ではないかと考えます。

 

 

  (2022年6月LAFAERO1 https://lafaero1.com/

      精神分析家 蘇廻成輪氏 メタ言語講座 より筆者まとめ)

    

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ライト.a精神科学研究所のメールマガジン147号発行のお知らせ

 

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2022年6月のメールマガジン147号のテーマは「「関心と対人恐怖」です。

 

 

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・・人が最初に“関心”を向けるのはやはり母(養育者)です。

 

母に眼差し・関心を向けられて、子どもは関心を学びます。

 

・・・家庭内で夫や姑などとの問題や、仕事に追われていると子どもへの関心は薄れます。

 

母親の育児をする環境はとても大事です。

 

それと共に、母自身が育った過程での無意識・コンプレックスが

 

育児の場面に出てしまいます。

 

母自身がその母(子どもにとって祖母)との関係に愛と憎しみの葛藤がなく、

 

精神的に母子分離し自立していることです。

 

ただし、そういう人はまず居ません。

 

・・・養育者が一貫することも大事なことです。

 

養育者が一貫することで、子どもに関心が定着するためです。

 

 

・・・子どもはいつも眼差しを向けてくれる母(養育者)に関心を持ち

 

自ら母(養育者)を探し求める能動性を学びます。

 

この能動性があるからこそ、対象に向かいます。

 

・・・自ら対象に向かう能動性が学習できなければ、

 

・・・ずっと受け身で、誰かが自分に何か働きかえてくれるのは待つだけです。

 

 

・・・攻撃性の起源は排除であるといいます。

 

・・・人が他者を排除しても排除しきれなかったために、排除仕切るまでに至る行動が攻撃です。

 

・・・母が子どもに何か言うとか、手を出したとします。

 

子どもは邪魔されたと思い、「うるさい、あっち行って」と言い、

 

母が「はい」と言えばいいのですが、それどころか母は怒り出したりします。

 

・・・結局追い出そうとした自分の排除と攻撃は、母に何も功を奏さなかったとなると、子どもは無力感を持ちます。

 

・・自分は無力であるといいながらも、実は相手を攻撃しやっつけたい思いは

 

無意識に留まり続けます。

 

すると、この相手を攻撃したい思いは、逆に相手から攻撃されるのではないかという恐怖となり、

 

これを“対人恐怖”といいます。

 

・・・結局、他者が自分を攻撃してくると恐れる対人恐怖の元は、

 

自分が他者を排除し切れなかったために攻撃を向けようとしたことに始まりました。

 

・・・対人恐怖とは尊重されることがなく、自分の領域を侵犯されてきた結果です。

 

自分の無意識を他者に投影し怯えても、それはもともと自分の攻撃性でした。

 

こうして人は現実をありのままに見てはいないのです。

 

全ては自分。自分を知ることです。

 

  (2022年2月LAFAERO1 https://lafaero1.com/

      精神分析家 蘇廻成輪氏 メタ言語講座 より筆者まとめ)

    

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2022年5月のメールマガジン146号のテーマは「授乳の大切さ」です。

 

 

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★・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・★

 

・・・クライアントに授乳期を過ぎて三歳、四歳になっても

 

お母さんのオッパイを吸いに来るがこれはどうなのか、

 

と聞かれることがあります。

 

・・・離乳食が進み。ある程度の年齢になると、いつまでもオッパイを吸っているのは

 

いかがなものかと断乳されることがあります。

 

昔聞いたのは、オッパイに辛子を塗ったり、怖い顔を書いたりして、

 

赤ちゃんがオッパイを吸わないようにしたというもの。

 

辛子を塗るとは、辛い味覚による攻撃、威嚇や脅しを使って

 

赤ちゃんがまだ飲みたいオッパイを断念させます。

 

ここから赤ちゃんが学ぶことは“恐怖”です。

 

 

・・・母の乳首をしゃぶり、吸い、舐め、飲む、更に手で乳房に触れ、撫で、遊ぶ、

 

そして、抱っこされるなどの行為を通して、

 

温もり、柔らかさ、母の匂いなどの知覚的なものや、

 

抱っこされ守られている安心、安全を感じ得ていきます。

 

母の腕の中で安らかに眠る事は、安心して依存し身を委ねている姿です。

 

そうすると、母に抱っこされていない人は、委任、信頼を学べなかった人。

 

 

・・・情緒が安定しなければ、夜泣きをしたり、よく泣いたりという現象に表れます。

 

もしくは、諦めてよく寝る子=サイレントベビーになり、

 

こういう子は後に「よく寝て、手のかからない、いい子だった」と言われます。

 

 

 

・・年齢を重ねるごとに、自分に何か足りない、不満や不快・不安が多くを占め、

 

イライラが募ると感じる人もいると思います。

 

しかしその原因がどこからくるのか、なぜなのかなど、自分一人ではわかりません。

 

 

・・例えば、母への忌避が強いと牛乳が嫌いで飲めない。

 

母乳に一番近い牛乳は、自分が飲みたかったのに飲めなかったものを置き換えた代理物です。

 

それを与えてくれなかった母を嫌い、憎むためです。

 

・・・中途半端に母乳を飲めなかった人は、逆に好んで牛乳を飲みます。

 

 

・・・全てのことには理由がある。

 

原因を知って、そこから離れて、幸せに生きる。

 

・・・そのための理論を残してくれました。

 

精神分析の理論が広く一般に知られ理解されるようになれば、

 

人は無益な争いや戦争もしなくなると考えます。

 

そんな日が来ることを切に願います。

     

(2022年4月LAFAERO1 https://lafaero1.com/

 精神分析家 蘇廻成輪氏 新ラカン講座 より))

    

 

        ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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