
コンビニがリビングの若者たち
一時期に比べると少なくなった印象はありますが、コンビニの前で地べたに座って飲み食いし、喋っている若者を見ることがあります。
あれは内と外、家庭と社会の区別がなく、彼らにとって外であるコンビニの前がリビングだということです。
彼らには社会が家庭。それは、家庭が家庭の機能をしていないからです。
例えば、父が訳もなく感情的に叩くなどの暴力を振るうとか、母がヒステリックに怒る、家庭内に争いがあるなど、家庭が子供にとって居心地の好い場ではないためです。
家庭と社会を分ける
本来家庭は、家族皆にとって安らぎの場です。
安らぎとは自由でもあり、法に触れない限り、何を言ってもいいということです。
必ずそれは、家庭の中だけのことと子供に認識させる必要があります。
家庭の中では、何でも言いたいことが言え、怒られない、否定されない、拒絶されないで聞いてくれる。
だから、社会では法・掟・ルールに従います。
この社会の法に従わないのが犯罪者です。
犯罪者になるのは、家庭が居心地の好い場ではなかった。
内と外、家庭と社会が逆転しているために、社会で何をしても許されると勘違いしています。
それはまた、家庭でルールを教えるのは父ですから、父が居ても機能しなかったためです。
この父不在では家庭は無法地帯となり、子供はやりたい放題です。
家庭には家庭のルールがあり、父の旗印の下に家族は集います。
その中で家では自由でリラックスし、社会ではルールに従って学校ではきちんと座って勉強する。
社会と家庭でのルールは違います。
知性と言語をもった父でないと、子供にこれを伝え教えるのは難しいことです。

子供も学校に行くようになれば社会のルールに従うという、社会の制限が子供にも加わります。
だから、家庭では子供に母は世話をし、all okします。父は子供にしていい事と悪い事を教え、言葉で説明し納得させ正しい方向に導きます。
これによって、社会と家庭がしっかり分けられます。
社会のルールに合わせることを理解させ、その抑圧を解放するのが家庭です。
家は自由と解放の場であり、子供がわがままをできるのは家の中だけだとわかります。
家庭に学校・警察・裁判所を持ち込まない
だから、家庭に社会を持ちこまないことです。
その代表は、学校、警察、裁判所です。
学校で勉強しているのですから、家に帰ってまで「勉強しなさい」「宿題したの」などとは言いません。
宿題をしなければ学校で叱られたり困るのは子供自身ですだから、子供に任せます。
家が警察とは、いつ、どこへ、誰と、何をしてきたか、調書を取らないこと。
子供が自ら話すのはokですが、親から根掘り葉掘り聞いてはいけません。
秘密を持つことも、子供の成長の一つです。思春期になって何でも親に話すことはまずありません。
親自身の思春期の事を振り返ればわかると思います。
裁判所とは、親の価値観や考えで、子供の言動にいい悪いの裁き、評価をしないということです。
家庭でよくみられるのは、「お兄ちゃんなんだから」、「お姉ちゃんなんだから」という言葉です。
弟や妹がいると、兄だから、姉だからというだけで我慢させられたり、譲ったり、面倒を見させられたり、兄弟げんかをすると叱られたりします。
たまたま早く生まれたために、兄・姉と言われるだけで兄弟は平等です。そこに上も下も、いいも悪いもありません。
家で学校、警察、裁判所をすると、安らぎと自由がなく、くつろげる居場所がないため、家が社会になります。
家庭の平安はまず両親の仲の良い事です。両親はじめ大人の在り方が子供に全て影響します。
子供が勝手にそうなったのではありません。
もし、子供の言動に問題があれば、まず親が自分たちを顧みることです。
ライト.a精神科学研究所 登張豊実
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